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介護離職が必要になる介護内容はどれか?介護内容10項目から洗い出す

介護離職をすると金銭的にも精神的にも厳しくなるので、介護離職をするべきでないと下記の本で主張されていました。

 

介護離職をしない方向で考えた時に、実際に仕事を続けるとどのようなことに困るのかというのが気になりました。

この記事では介護内容を確認し、それぞれの項目について仕事をしながらどのように対応できるのかについて考えていきます。

 

結論は

・緊急時の対応が頻繁に発生する場合

・介護を受ける本人の症状が常にだれかが必要な状況の場合

は離職の検討が必要になるかもしれないですが、そのほかの項目については対応方法がありそうと思われます。

 

介護内容10項目と本人が行っている割合

介護で行われている内容と、介護者本人(家族や介護業者の方ではなく)が行っている割合を厚生労働省のデータから確認してみます。

    • 排せつや入浴等の身体介護:11.3%
    • 定期歴な声かけ(見守り):42.6%
    • 食事の支度や掃除洗濯などの家事:28.9%
    • ちょっとした買い物やゴミ出し:47.3%
    • 入退院の手続き:61.5%
    • 通院の送迎や外出の手助け:51.2%
    • 救急搬送や緊急入院などの急変時の対応:51.0%
    • 金銭の管理:47.1%
    • 手助介護の役割分担やサービス利用等に係る調整・手続き:52.0%
    • 関係機関(警察・施設等)からの呼び出し対応:50.0%

    「仕事と介護の両立に関する労働者アンケート調査」(平成24年厚生労働省委託調査)より引用

    https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/dl/h24_itakuchousa05.pdf

     

  •  これらの各項目について、実際に離職を考えなければいけない負担になる項目がどれなのかを考えていきたいと思います。

介護離職を工夫で防げる8項目

排せつや入浴等の身体介護(11.3%)は介護サービスで対応できる内容

身体介護については、訪問介護をお願いしたり、デイサービスなどでお願いするなどで必ずしも介護者本人で行う必要がない項目であると考えられます。むしろ一人で入浴介助をするのは危険な面もあります。

もし介護を受ける本人が抵抗なく訪問介護やデイサービスを受けられるのであれば、介護のプロにお任せすることでこの作業のために離職をする必要がないと思われます。

実際介護者本人が行っている割合も11.3%と低い値になっています。

 一方で夜間の身体介護については外注することができませんので、介護者本人で対応する必要があります。トイレの介助などで深夜に対応をするなど体力的に負担が発生する可能性もあるので、その点は考慮が必要です。

定期歴な声かけ(見守り)(42.6%)は民間サービスも充実

訪問介護やデイサービスの利用中は見ていただいている状態なので、その時間は問題ありません。また夜は同居している場合は介護者が確認できるかと思います。

問題になるのは別居の場合の夜やサービスを利用していない間の時間帯です。もしそのような時間帯に人がいないと危険な状態であれば、離職して何かあった際にすぐに対応できるようにする必要が出てくるかもしれません。

人がいなくてもある程度状況がわかっていればよいのであれば民間のITを利用した見守りサービスの利用などで対応できると思われます。

実際のところは日ごろ体調がどうかなど話したりすることを考えると、介護者本人の半分近くの42.6%が行っている内容というのは当然かもしれません。

食事の支度や掃除洗濯などの家事(28.9%)は民間サービスや便利家電の活用が可能

食事

食事は宅食サービスを利用したり、あるいは介護者本人が作り置きしておくことも可能かと思います。

 また、訪問介護やデイサービスを利用している場合はその枠内で必要があれば対応していただくことができますし、自身で食事ができないような場合もその枠内でお願いすることが可能です。

掃除洗濯

掃除や洗濯は介護者本人が休みにまとめて行うこともできますし、遠距離の場合は訪問介護の家事支援や外注することも可能かと思います。

介護を受ける本人の状態によってはドラム式洗濯機などで選択する、お掃除ロボットを使用するなども可能かもしれません。

ちょっとした買い物やゴミ出し(47.3%)は日ごろの声掛けの流れで行える

買い物やゴミ出しも介護者本人が必要であれば対応することが可能かと思います。遠距離の場合は訪問介護の家事支援やネットスーパーを代わりに利用してあげるなどで工夫が可能かと思われます。

声掛けのついでにちょっとした家事をするというのはよくある光景な気がします。

入退院の手続き(61.5%)

入退院の手続きはあらかじめ決まっている場合は、仕事を調整して対応することになります。

実際61.5%の方が対応をしていることからも、介護者本人が対応するのが基本の項目と思われます。

通院の送迎や外出の手助け(51.2%)はサービスの利用で対応可能

通院は日中なので仕事をしていると困難ではありますが、こちらも訪問介護などを利用できれば離職をせずに済む内容かと思います。

仕事で時間の自由が利く場合は介護者本人で対応することも可能です。

金銭の管理(41.7%)はマネーフォワードなどのツールが便利に使える

 金銭の管理が必要な場合は、マネーフォワードなど口座管理ツールなどを活用することで介護者本人で管理が可能ではないかと思います。

少なくともこのために離職するということはないように思われます。

手助介護の役割分担やサービス利用等に係る調整・手続き(52.0%)

介護者本人が行うべき内容で、むしろ仕事を継続するために必須の項目です。

 

介護離職の原因になる可能性がある3項目

定期歴な声かけ(見守り)(42.6%)は介護を受ける本人の状況次第では随時見守りが必要

工夫で対応できる事項としてあげましたが、夜を含む介護サービスを利用していない間の時間帯です。もしそのような時間帯に人がいないと危険な状態で、老人ホームへの入所が不可能な場合(本人の意思やホームのが満室などの状況など)は離職を検討する必要が出てくるかもしれません。

救急搬送や緊急入院などの急変時の対応(51.0%)は仕事が中断

何か不慮の事態があった場合には仕事を中断してすぐに駆け付ける必要があります。家族が共働きなど本人が駆けつけることが必須な場合、その頻度によっては仕事の継続が難しくなる可能性があるので、状況に応じた判断が必要になる可能性があります。

関係機関(警察・施設等)からの呼び出し対応(50.0%)は仕事が中断

急変時の対応同様こちらも仕事を中断してすぐに駆け付ける必要がある場合があります。こちらも家族が共働きなどで本人が駆けつけることが必須な場合は発生内容や頻度によっては離職の検討の必要が出てくるかもしれません。

まとめ

介護内容10項目の内容と介護者本人が対応している割合について見てきました。

制度で何とか対応できる内容がある一方で、症状の進行具合や緊急対応など仕事を続けるのが難しくなる事項もあることがわかりました。

職場への情報共有する中でどのようなことが起こりうるかをあらかじめ職場内で共有できると円滑に対応が可能になるかもしれませんね。

介護離職の理由9つから見える2つの大きな退職要因とは?

親の年齢が上がっていくにつれ、もしもの時には介護が必要になるかもしれないという心配が出てきます。

実際に介護が必要になった場合に、その状況によっては今の仕事を辞める必要が出てくるかもしれません。

この記事では実際に介護を機に離職をしたという方の離職理由を参考に「介護のために退職する必要があるかを左右する2つの大きな要因」が

  • 職場が介護のために仕事をセーブすることができる環境か
  • 親が子の仕事を継続できるような介護を希望するか

の2点であるということをご紹介していきます。

介護を機に離職した理由9つ

まず、実際に介護を機に離職をしたという方の離職理由について、厚生労働省の資料を確認してみましょう。

    • 仕事と「手助・介護」の両立が難しい職場だったため
    • 自身の心身の健康状態が悪化したため
    • 自身の希望として「手助・介護」に専念したかったため
    • 施設に入所できず「手助・介護」の負担が増えたため
    • 自身で「手助・介護」するとサービスなどの利用料を軽減できるため
    • 「手助・介護」を気に辞めたが、理由は「手助・介護」に直接関係ない
    • 家族や親族からの理解・協力が十分に得られなかった又は家族や親族が「手助・介護に専念することを希望したため」
    • 在宅介護サービスを利用できず「手助・介護」の負担が増えたため
    • 要介護者が「手助・介護」に専念することを希望したため

    「仕事と介護の両立に関する労働者アンケート調査」(平成24年厚生労働省委託調査)より引用

    https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/dl/h24_itakuchousa05.pdf

「介護を機に離職した理由9つ」を見ると

・仕事先の環境

・親の希望

がキーポイントとなってきそうです。

それぞれについてより深く見ていきましょう。

 

介護のために退職する必要があるかを左右する2つの大きな要因

1.職場が介護のために仕事をセーブすることができる環境か

「介護を機に離職した理由9つ」

  • 仕事と「手助・介護」の両立が難しい職場だったため
  • 自身の心身の健康状態が悪化したため

の2つの項目は仕事先の環境によるもののようです。

職場の制度

まず、確認するべきは職場の介護に関する制度です。

介護休暇や時短勤務、テレワークが可能なのかなど会社側に介護をする場合に使用できる制度があるかを確認してみましょう。

また周囲にそのような制度を使用している人がいないか、その人がどのように働いているのかを見てみるのも重要です。

制度をうまく使えるかどうかが仕事が忙しすぎるうえに介護の負担もあって疲弊してしまう事態を防ぐ第一歩になると思います。

仕事の負担

今自分がやっている仕事は自分にしかできない、今休んだり残業をできなくなると職場が困るというケースも往々にしてあるかと思います。

ただ、迷惑をかけるからと会社自体をやめると結局あなたの仕事が誰かがやることになるわけですし、会社でしている仕事は時間はかかるにせよほかの人が代わりになれないようなことは少ないはずです。

会社としても誰かがいなくなることで崩壊してしまうような体制になっていることが問題ではあるので、難しいことではありますが日ごろから仕事の共有など積極的に代替可能な体制になるように心がけることが一つの解決策になると思います。

キャリアへの不安

会社の制度を利用してもフルタイムで働けないなどによってキャリアに不利になるという心配もあります。

時短になると管理職の仕事が難しいなど実際上キャリアを中断することになってしまうとは思います。

運よく復帰後に昇進していけるケースもあるかと思いますが、年齢によってはそうではないケースも十分にありうると考えられます。

キャリアを優先してほかの家族に負担を強いるという選択肢もなくはないかもしれないですが、

  • 家族や親族からの理解・協力が十分に得られなかった又は家族や親族が「手助・介護に専念することを希望したため」

というのが離職理由になっていることを考えるとそれも難しい面が多々あることが予想されます。

負担を強いた結果、会社人生がうまくいったものの家族として幸せに生きていけないリスクを抱える可能性もあることは頭に入れておく必要があります。

もし金銭的に昇進を計算に入れているのであれば今のうちからこのようなケースが起こりうることもマネープランの一つとして考えておくことも重要です。

2.親が子の仕事を継続できるような介護を希望するか

  • 施設に入所できず「手助・介護」の負担が増えたため
  • 在宅介護サービスを利用できず「手助・介護」の負担が増えたため
  • 要介護者が「手助・介護」に専念することを希望したため

「介護を機に離職した理由9つ」のこれらの項目は、制度的に使えなかったというケースもありますが、親がどのような介護を希望するのかという点が大いにかかわっている項目です。

介護サービスの種類

介護サービスはさまざまな種類がありますが、大まかには下記3タイプに分類されます。

  1. 訪問介護などの家に来てもらって介護を受けるタイプ
  2. デイサービスなど外に一時的に出かけて介護を受けるタイプ
  3. 老人ホームなど移住して介護を受けるタイプ

これらどこまでを親が許容できるのかによって離職の必要性が変わってくるかと思います。

親の希望と状態

もし親が他人に入浴介助をお願いしたくなかったり、家に入ってほしくないなどの希望がある場合は

  • 在宅介護サービスを利用できず「手助・介護」の負担が増えたため

という理由で離職が必要になる可能性があります。

また日中見守りがないと危険や心配な状態で、デイサービスなどの利用をしたくないという場合にもやはり見守りのため働きに出ることは難しいでしょう。

また、デイサービスや訪問介護の間の時間ですら目を離せない状態で、老人ホームなどの生活はしたくないという場合は

  • 施設に入所できず「手助・介護」の負担が増えたため

という理由で離職することになるかと思います。

親の希望と子の生活との折り合い

親がどのような介護を希望するか、子がどこまで金銭的にも生活的にも許容できるかが重要になってきます。

健康なうちに親とどのような状態になったらどうしたいかなどの話ができればベストではありますが、デリケートな話題なので難しいかと思います。

まず自分がどうしたいかをマネープランと合わせて時間のあるうちにしっかりと考えることが重要だと思います。

まとめ

介護を機に離職するか否かについて、介護を機に離職をした理由からなぜ離職の必要性を左右する職場の状況と親の意思という2つの要因があることを確認してきました。

介護をするときになってから調べたり考えたりするのではなく、今から考えられることは考えていきましょう。

 

【会社員の昼飯】フルグラ+ヨーグルトが最強のランチである理由4つ【コスパ良し、栄養良し】

こんにちは、さばかんです。
私はかれこれ1年以上ランチにフルグラ+ヨーグルトを食べていますが、コスパにも健康にもよくて、ランチの最適解ではないかと思っています。
そんな私がおすすめするフルグラランチのメリットをご紹介していきます。

サラリーマン・OLのランチ問題

皆さんはお昼ご飯に何を食べていますか?
まず、ランチをコスパよく、栄養も気にして食べる方法について、私がフルグラ+ヨーグルトにたどり着くまでの経緯をご紹介しながら考えていきましょう。

外食はコストが高く、栄養が気になる

入社した場所は食堂が会社にはなかったので、毎日周辺のお店で外食をしていました。
ラーメンや定食、松屋などの牛丼、マクドナルドをローテーションしていました。
ラーメンや定食は1食で700円以上かかることもありますし、から揚げ定食など揚げ物系の定食やラーメンはカロリーや栄養の偏りが気になります。
実際から揚げ定食は1000kcal程度になることもあり、一日の摂取カロリーを2000kcalとすると、その半分をランチでとってしまうことになります。

コンビニは栄養バランスを気にすると高くなる

ずっと外食をしていると太ってきたのと、コストも気になっていたので、コンビニで弁当を買ってきて食べるようになりました。
最近のコンビニ弁当は栄養バランスにも配慮しているものが多く、サラダや野菜ジュースで栄養も改善することができました。
ただ、弁当+野菜ジュースで結局600円-700円程度かかってしまうので、コストは外食に比べて変わらないのに、外食のような作りたてが食べられない点が不満でした。

ご飯持参でコンビニでおかずを買うのはリーズナブルだが牛丼のコストにはかなわない

その後コスパを追求し、ご飯だけを家から持参し、コンビニでハンバーグや焼き魚、冷凍おかずを購入して食べる生活を始めました。
例えば持参ご飯、ハンバーグ、野菜ジュースといった形です。こうすることで、1食500円程度までにはなりました。
何より、最近のコンビニの総菜は本当においしくできているので、なかなか満足度の高いランチが食べられるようになりましたが、そうはいってもやはり1食500円はかかり、野菜も取れているとはいえ牛丼1杯には及ばないコスト感であることが不満でした。

社員食堂は栄養バランスが取れているが、やはり牛丼のコストには適わない

そうこうしているうちに、異動で勤務地が変わり、社員食堂のある拠点に勤務するようになりました。社員食堂は栄養バランスの取れた定食が用意されていましたが、500円以上と、外食に比べれば栄養バランス・コスパに優れていますが、毎日のことなのでもう少し安くならないかと思っていました。

弁当は面倒

そうこうしているうちに再度の異動で、社員食堂がない拠点に異動になりました。コスパをさらに高めるためにおかずも持参の弁当形式を始めました。
確かにコストは安くなるのですが、準備するのが面倒ですぐにやめてしまいました。

フルグラ+ヨーグルトに出会う

そんなある日ふと、フルグラが久しぶりに食べたくなり、お昼ご飯にフルグラ+ヨーグルトを食べてみました。これがおいしく飽きず、コスパ最強であることに気づき、以来フルグラ+ヨーグルトを食べ続けています。

ランチ問題まとめ

コスト栄養手軽さ
外食××
コンビニ弁当×
コンビニ総菜+持参ご飯
社員食堂
弁当持参×
フルグラ+ヨーグルト

フルグラ+ヨーグルトが最強のランチである理由

このような経緯で到達したフルグラ+ヨーグルトのランチを1年ほど続けています。その中で感じているメリットをご紹介していきます。

理由1:コストが安い

コストは
ヨーグルト1パック(400g):200円
フルグラ50g:25円
で合計225円のランチになります。


フルグラは実は1パック800g400円で計算をしています。

フルグラは市販では800gで700円くらい、安売りでも600円程度で売っていると思いますが、
実は私は楽天でフルグラを400円くらいで買っています。
これは楽天24で6個パック4300円程度で販売されているものを
・クーポンで10%OFF
楽天スーパーDEALで30%ポイント
楽天カードなどのSPU(スーパーポイントアッププログラム)やキャンペーンで10%
で実質2300円程度で購入しているので、おおよそ1パック400円ほどで購入しています。

225円の弁当を作ろうとすると、冷凍食品などのおかずを使うと厳しいのではないでしょうか。
おかずを自分で作ってようやく到達するレベルのコスト感にヨーグルト+フルグラは達することができます。

理由2:栄養バランスが取れている

カロリーは
ヨーグルト1パック(400g):約250kcal
フルグラ50g:約220kcal
で、470kcalです。
もし少ないと思う場合はフルグラの量を多めにして、100gにすると、670kcalでちょうど牛丼1杯分くらいになります。
フルグラを100gにしても250円のランチなので、コスパはほぼ変わりません。

また栄養バランスについてはフルグラ50gを食べた時の栄養をカルビーのサイトより引用しました。

https://www.calbee.co.jp/frugra/health/より

ヨーグルトを400g、フルグラ100g食べたときは右図の2倍のグラフになりますね。
とても健康的かと思います。

さらに毎日ヨーグルトを食べることで乳酸菌による効果も期待できますし、食物繊維もたっぷりなのでその点でも期待が持てます。

理由3:会社で食べるのが簡単

会社で食べるときに重要な点は、買ってそのまま食べれて、ごみが捨てやすいことかと思います。
フルグラ+ヨーグルトは
・コンビニでヨーグルトを買ってきて(使い捨てスプーンをもらう)
・席の机に入れておいたフルグラをヨーグルトのパックの空き部分に注ぎ
・かき混ぜて食べる
だけで食べられます。


・家から何も持ってくる必要がなく、
・洗い物がでないので、会社で洗ったり、家に持って帰って洗う必要がなく、
・電子レンジも不要なので、ほかの人が電子レンジを使うタイミングを気にする必要がない
という会社で食べるのに便利な条件がそろっています。

理由4:飽きない

完全に主観が入っていますが、フルグラは飽きないです。
私自身このフルグラ+ヨーグルト生活を始めて早1年になります。
在宅勤務も多くなっていますが、家でお昼ご飯を作るのも面倒なので、ヨーグルトをスーパーで買いだめて家でもお昼ご飯はフルグラを食べています。

フルグラ+ヨーグルトのデメリット

このフルグラ+ヨーグルトは一点だけ死角があります。
それは自席でこれを食べていると驚かれます。
確かに常識的にはフルグラは朝食べるものですし、ヨーグルト1パックを一回で食べるのもあまり見ない光景ではあります。
ただ、毎日カップラーメンや菓子パンをお昼ご飯に食べることに比べればこちらのほうがよっぽど健康に良いと思います。
また、毎日食べていれば別に驚かれることもなくなってきます。
ある種このようなものを食べていることをネタにしながら健康とコスパを手に入れるのはどうでしょうか?

まとめ

ここまでサラリーマンのランチ問題からフルグラ+ヨーグルトが最強のランチである理由を書いてきました。
皆様もぜひ一度お試ししてみてはいかがでしょうか?

【一人暮らしのドラム式洗濯機のコスト】ドラム式1回の洗濯のコストは400円以上?洗濯物を干す作業はいくらの価値があるか?

こんにちは、さばかんです。
ドラム式洗濯機は乾燥まで放置しておくだけでできて、洗濯物を干す作業から解放されるので便利といわれています。
でも一人暮らしの方は洗濯の頻度がそれほど多くないので、コストが気になってドラム式を買いづらいのではないでしょうか?
この記事では一人暮らしでドラム式洗濯機を購入したとき、1回あたりいくらかかるのか、それと縦型洗濯機とのコスト差はどれくらいかを計算して考えていきたいと思います。

ドラム式洗濯機を買おうか迷っている方
ドラム式洗濯機は高いから買えないと思っている方

ぜひご参考にしてください。

ドラム式洗濯機の価格は?

まずは下記の価格.comの価格推移を見てみましょう。

これはパナソニックドラム式洗濯機NA-VX700AL(2019年モデル)の価格の推移です。
発売当初の10月ごろは最安値が28万をこえていましたが、どんどん価格が下がっていき、最終的には7月末頃に19万周辺まで価格が下落しています。
このように買う時期によって10万程度価格が異なってくることをまず認識しておく必要があります。


2月から3月以降は最安値が20万前後で価格が安定しているのでこの価格を基準に考えていきます。
今回は私が実際に購入しているパナソニックドラム式洗濯機NA-VX700AL(2019年モデル)を参考に考えていきますが、もちろん東芝、シャープ、日立など様々な機種があり、価格も安いものでは13万くらいからあります。それぞれメリットデメリットがありますので、それは別の記事で考察したいと思います。

ドラム式洗濯機は1回あたりいくらかかっているのか

1回の洗濯費用は?

NA-VX700ALは洗濯乾燥1回で40円の水道光熱費がかかるようです。この価格はほかのドラム式洗濯機でも大きくは変わらないでしょう。
https://kakaku.com/item/K0001186548/spec/
洗剤は1回で10円とします。

この場合の洗濯1回あたりの費用は50円です。

使用期間は?

使用期間は下記の2パターンで考えてみます。
①大学入学時に購入し、4年間使用。卒業時にメルカリで売却
②単純に10年間使用し、廃棄
一人暮らしを想定して洗濯は週に1回とします。

①大学入学時に購入し、4年間使用。卒業時にメルカリで売却した場合1回あたり665円

まず、4年後にいくらで売れるのかをメルカリで確認してみましょう。
2020年9月26日時点でのNA-VX700ALと同ランクの2015年モデルであるNA-VX8600Lは1か月前に販売実績がありました。
この3か月では3台売れているような具合で、売れる頻度は高くはないですが、卒業前に余裕をもって出品しておけば売れなくはないかと思われる頻度です。(売れた後はコインランドリーになりますが)

上記の90000円で売れたとすると、
手数料:9000円
送料:8600円(たのメル便/洗濯機の価格)
なので、
利益は90000-9000-8600=72400円
ですね。
なので、購入金額は20万だったので、
支払った金額は20万-7.2万=12.8万円となります。

では週に一回使う想定での1回あたりの費用を計算してみましょう。
1回の洗濯の光熱費と洗剤費50円をたして
12.8万÷4年÷52週+50円=665円
となります。

②単純に10年間使用し、廃棄した場合は1回あたり434円

単純に10年間使用した場合は、
20万÷10年÷52週+50=434円
となります。

縦型洗濯機の1回あたりの値段は?

ドラム式と比較して、縦型の安めの洗濯機の1回あたりの値段を見てみましょう。

価格.com上位にある、最安クラスの縦型洗濯機はJW-C55Dはこの一年で23000円前後で推移していましたので、価格を23000円として考えていきます。
この機種は1回あたりの水道光熱費は25円、洗剤は10円とすると、1回につき35円かかるということで計算していきます。

この機種はメルカリで1万で取引されていましたが、手数料と送料を考えると利益がほぼ出ないので、売却は考えないこととします。

4年で廃棄した場合

23000÷4年間÷52週+35=145
で、1回あたり145円となります。

10年で廃棄した場合

23000÷10年間÷52週+35=79
で、1回あたり79円となります。

洗濯物を干す作業の価値は1回350円以上

毎週1回洗濯した場合のドラム式、縦型洗濯機それぞれのコストは下記になりました。

4年(ドラム式は売却)10年
ドラム式洗濯機665円/回434円/回
縦型洗濯機145円/回79円/回

この結果から
・4年使用する場合、縦型とドラム式で1回あたり500円の差
・10年使用する場合は縦型とドラム式で1回あたり350円の差
があるということですね。

つまり、洗濯物を干して取り込むという作業に4年使用の場合は500円、10年使用の場合は350円の価値があるといえますね。

ドラム式洗濯機のコストを捻出する方法

見てきた内容から週1回の洗濯で4年使用で500円、10年使用で350円の差があることがわかりました。
つまり週で500円あるいは350円をほかの部分で節約する、あるいは稼げばよいということになります。
手軽な方法を3つ見ていきましょう。

1.アルバイトを月に2~3時間増やす

もしあなたがアルバイトをしている場合は、月に2,3時間余分に働けばそのコスト分を稼ぐことができます。
例えば東京は最低賃金が高く1013円(2020年現在)ですが、この場合であれば2時間働けば、4年で使用の場合でもそのコストをペイできます。

2.残業を月に2時間増やす

もしあなたが会社勤めの場合は、残業1時間の時給はざっくり計算で下記のようになります。
※月給は各種手当を除いた基本給とし、深夜残業割り増しは計算しない場合

月給残業1時間当たりの時給(概算値)
15万円892円
20万円1190円
25万円1488円
30万円1785円

この表からおおよそ2時間追加で残業すればドラム式洗濯機分のコストを稼ぐことができます。

https://shiotaro.com/urban_work_20200919/

3.1階の物件に住んで家賃を2000円下げる

家賃を2000円下げるのも選択肢に入るかもしれません。
ドラム式洗濯機にすることで1階の日当たりが悪い部屋や外から洗濯物が見えて干せないような部屋でも、洗濯物を干す必要がなくなるため住むことができます。
一般的には1階の部屋は同じマンションの2階以上に比べ家賃が安い傾向にありますので、もし新生活を始める前にこの記事を読んでいらっしゃる方がいればその選択肢もあるのではないでしょうか?

https://shiotaro.com/which_floor_20200921/

一人暮らしでドラム式洗濯機を購入するときの注意点

ドラム式洗濯機を一人暮らしで購入するときに注意しなければならない点は、その大きさです。
まずドラム式洗濯機が置けるだけのスペースがあるか、ドアの幅含め搬入経路でドラム式が通れない部分がないかを確認しておく必要があります。
特に一人暮らしの部屋は洗濯機のスペースや搬入経路が狭いことがあるので、購入前に幅を測っておき、搬入可能かを調べておきましょう。

まとめ

ドラム式洗濯機、縦型洗濯機の1回あたりのコストについて比較をし、その差について考えてきました。
洗濯物を干すという作業は面倒ですが、その作業は350円以上の価値があると考えると、洗濯物を干してもよいかという気もしますし、その分面倒だから稼ぐという発想もできるかと思います。
この記事が皆様の洗濯機選びの参考になればうれしく思います。

【コスパ重視の賃貸探し】何階に住む?1階か2階以上か?【階が1つ上がると家賃は1000円高くなる】

1階と2階以上での家賃の違い

まず、階によってどの程度家賃が異なるのかを見てみましょう。

これは東京の八王子駅徒歩5分圏内、築15年程度のマンションで各階でそれぞれ募集があったものをhomesで見つけたものです。
この例では
1階→2階で+4000円
2階→3階で+1000円
ですね。
部屋のリフォーム状況によって部屋ごとで家賃差がある場合もありますが、大まかには一般的に階が上がるごとに1000円~5000円上がるというのがよくみられる家賃の値付けかと思います。

なお、マンションには部屋ごとに家主が異なる区分マンションとマンション1棟丸ごと同じ家主の1棟マンションがあります。
1棟マンションの場合は家主が同じなので、階が高いほど家賃が高いことが多いですが、区分マンションの場合は部屋ごとに家主が異なるので、家主の意向によっては階が高くても下の階よりも安い場合などもまれにあります。

1階と2階以上でのメリット、デメリット

次に1階と2階以上のメリット・デメリットを考えていきましょう。

1階のメリット・デメリット

メリット

・家賃が安い
・部屋が地上から近いので、すぐに部屋に入れる
・下の階に部屋がないので、音に気を付ける必要がない

デメリット

・日当たりが悪いことがある
・外から部屋が見えやすい
・虫が出やすい

2階以上のメリット・デメリット

メリット

・眺めがよい
・日当たり、風通しが良い

デメリット

・家賃が高くなる
・部屋に入るまでエレベーターか階段で登る必要がある

1階にするか2階以上にするか

1階にするか2階以上にするべきかは家賃差とそのデメリットが許容できるかどうかで考えることにします。
私は10年間一人暮らしをしてきた中で1階の部屋に住んでいたことがありますので、その経験も交えてご紹介していきます。

1階と2階の家賃差は?

先ほどの例では1階と2階で家賃差が4000円ほどありました。すべてがそれほどの差があるわけではないとは思いますが、ひとまずこの4000円差を基準に考えてみましょう。
月に4000円違うということは年で4.8万円、一日にすると133円です。

1階の日当たりの悪さ

まず1階のデメリットとして言われるのは日当たりがよくないので湿気がたまりやすい・洗濯物が乾かないということです。

目当ての部屋は本当に日当たりがよくないのかどうか

まずあなたが気になっている部屋が1階だったとして、その部屋が本当に日当たりが悪いかどうかがまず重要なポイントです。
この点に関しては立地により影響が出る部分でもあり、マンションによっては1階でも日当たりが良い場合もありますし、正面に大きな建物がある場合は2階、3階でも日当たりが悪い場合があります。
日当たりについてはhomesなどのサイトでも居間の明るさなどはある程度確認できますし、実際に内見してみるとよくわかるかと思います。

日当たりが悪いと洗濯物が乾きづらい

では、実際に内見してみて日当たりが悪い場合はどうするのがよいでしょうか。
私は1階の日当たりがよくない部屋に住んでいたことがあります。その経験では、洗濯物の乾きが悪い点が不満点でした。
洗濯物の乾きが悪い点については、ドラム式洗濯機を導入することも一つの選択肢になるかと思います。
ドラム式洗濯機は高額ではありますが、家賃が月4000円浮いた分3年分を洗濯機代に回せば15万弱になるので購入が可能になってくるかと思います。3年分をすべて洗濯機に回すのは抵抗があるかもしれませんが、洗濯物を干す作業から解放されることを考えるとお得な買い物といえるかもしれません。
ただし、その物件がドラム式洗濯機を設置できるかどうかは十分に確認しておきましょう。

また浴室乾燥機がついている部屋であれば、室内干しで乾かすという選択肢もあるかもしれません。
ただ、浴室乾燥機も万能ではなく、厚い衣類などは完全には乾きません。

湿気がたまりやすいかどうかは内見で確認

私が住んでいる経験では、湿気がたまって困るという経験は少なかったですが、湿気がたまってカビが生えやすいようであれば、内見の時にある程度わかります。
内見に行った際にじめじめしている部屋やかび臭い部屋というものは少なからずあります。
大家さんや管理会社は定期的に空室のメンテナンスのために窓を開けに行ったりはしていますが、常に窓を開けているわけではないので、内見時に湿気がたまりやすい部屋というのはわかることがあります。

1階は外から中が見えやすいことがある

物件によりますが、道路に面しているような物件の場合などは、窓を開けていると外から部屋の中が見えてしまう場合があります。
インナーカーテンなどである程度目隠しすることはできますが、もともと日当たりがよくないことが多いので、それが許容できるかは人によるのではないかと思います。
また、洗濯物を外に干すとそれが見えてしまうというデメリットもあります。
気になる方はこの点も大きなデメリットになるかもしませんね。
この場合は洗濯物が外から見えないように、ベランダの物干しが塀よりも低い場所にかけられるようになっているマンションに住むか、あるいは日当たりの問題と同様にドラム式洗濯機など乾燥機機能付きの洗濯機を購入することが選択肢になるかと思います。

虫が出やすい

地面から近いので、虫はでやすいです。
私が1階の部屋に住んでいた際は、ムカデやアリなどが部屋に出たことがありました。
ただ、これは1階だけではなく2階でも出ることがあり、周りに虫が多いような環境があるかどうかに依存すると思います。
この点に関して、マンションではない普通の一軒家でも虫は出るので、特別なデメリットではないですし、気になるようであればアリの巣ころりや殺虫剤など対策も可能です。
こちらも気になるかどうかは人によるかと思います。

2階以上のほうがおすすめなのか?

ここまで1階のデメリットとその対応策を考えてきました。
それぞれ対応策はありますが、やはり1階なりの不便さがあることは否めません。
ただ、この不便さも物件によって違ってきますので、私が部屋探しをする場合はそれが許容できる部屋であれば住んでいました。
例に挙げているように4000円差となるとかなり検討の余地があると思いますが、例えば1000円の違いであれば2階を選ぶと思います。

一方で1階は下に部屋がないので、床を鳴らしてもあまり問題がないというメリットはあります。
小さなお子さんがいらっしゃればこれは大きなメリットですが、一人暮らしの場合はリングフィットアドベンチャーを思うままにできるくらいのメリットになるでしょうか。
生活スタイルに応じては積極的に1階を選んでいきたいですね。

2階以上にする場合は何階にするか?

先ほどの例では2階と3階では1000円の差がありました。
一般的には階が上がるほど家賃が高い傾向にあります。
では各階で選択できる場合に高い階のほうが良いのがどうかを考えていきます。

階段かエレベーターか

普段の生活で階段で重い荷物を運んで上がるのはつらいという面があります。
また、それに加えて引っ越しや大型家電の運び込みでは階段のマンションの場合階が上がるほど料金が高くなる場合があります。
例えばヤマダ電機の家電の運び込みは下記のようになっているようです。
https://www.yamada-denkiweb.com/info/wcontents/kouji.html

引っ越しでも3階以上は引っ越し価格の10%追加で費用がかかるようです。
引っ越しをして、家電を新たに購入しても合計で2万程度ではありますが、余計に費用が掛かる点を考えると、階が高い場合はエレベーターのほうが好ましいですね。

ハトのフンに注意

階が高い部屋の場合、ベランダにハトが来てフンをしてしまう場合があります。内見時にハトのフンが多い、ベランダにネットが掛かっているような物件はハトのフンに注意する必要があるでしょう。
洗濯物を干せなくなってしまうこともあるので、注意が必要です。

最上階は天井から熱が伝わってくることがある

一般的に最上階は日差しが屋上に当たっているので、暑くなる場合があるといわれることがあります。
私自身の経験では最上階に住んでも暑いと感じたことはないですが、そのようなことも言われることがあることは頭に入れておいてもよいかもしれません。

その眺望に年間12000円支払うか否か

あとは完全に好みになると思います。その部屋の景色が気に入ったのであれば、その景色に月1000円払うかどうかかと思います。
私はその眺望に1000円払うのか、その分を1年ためて旅行に行くのかを考えて判断しています。

まとめ

ここまで何階に住むのかを家賃とともにそのメリットとデメリットを見てきました。
この記事が皆様のご参考になればうれしく思います。

【コスパ重視の部屋探し】ユニットバスとセパレートのメリット、デメリット【一人暮らしはユニットバスがおすすめ】

こんにちは、さばかんです。
私は一人暮らしを10年行ってきました。その中でユニットバスのお部屋、セパレートのお部屋両方住む機会がありました。
そんな私がユニットバスとセパレートのメリットデメリットを振り返り、ユニットバスのほうがおすすめであることをご紹介したいと思います。

コスパ重視でお部屋探しをしている方
・ユニットバスの家に住むことに不安を覚えている方
・風呂はセパレートでないと無理と思っている方

ぜひ一度読んでみてください!

ユニットバスとセパレートの種類は?

まず、そもそもユニットバスとセパレートについておさらいします。
お風呂とトイレ、洗面所が一緒の部屋にあるかどうかで3つに分けられます。

3点ユニットバス

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3点ユニットバスは浴槽、洗面所とトイレが同じ部屋にあるタイプです。
浴槽の中で体を洗う形になります。
最も家賃が抑えられますが、人気がないタイプのお風呂です。

2点セパレート

洗面所と浴槽が同じ場所にあり、トイレが別の専用の部屋になっているようなタイプのお風呂です。
このタイプですと、浴槽の外で座って体や頭を洗うことができますが、洗面所がお風呂場にあるので、床が濡れていると歯磨きをするときなど足が濡れます。
トイレのための部屋が必要になるため、同じ広さのお部屋でも、トイレの部屋の分居住空間は狭くなります。

3点セパレート

浴槽と洗面所、トイレがすべて別の部屋にあるタイプです。
2点セパレートと異なり、洗面所が風呂にないので風呂場の床が濡れていても歯磨きなどに影響はありません。
洗面所とトイレの部屋が必要になるため、一人暮らしでよくある6畳(20㎡)程度のお部屋では居間のスペースが狭くなりすぎるためあまり多くありません。もう少し広めのお部屋でないと3点セパレートの賃貸物件は見つけにくいです。
3点セパレートであることで家賃が上がる面に加え、ユニットバスよりも広い部屋が必要になるため、居室の大きさはそれほど変わらないくても、思った以上に家賃が高くなることが多いです。
実家に暮らしていた時はこのタイプだった方も多いのではないでしょうか。

ユニットバスとセパレートで家賃は1万円違ってくることもある?

家賃5万程度の賃貸物件を探すイメージで、6畳のお部屋でユニットバスと2点セパレートの家賃の一例を比較してみましょう。

・東京の八王子駅徒歩10分程度
・木造
・築30年程度
・広さ20㎡程度
・リフォーム済みの物件
の条件の2つの例で比較してみます。

■ユニットバス物件の一例

■2点セパレート物件の一例

諸条件によって異なる部分はありますが、一例としてこの条件での比較では家賃が1.3万ほど異なりました。
3点セパレートについてはもっと値段差が出ることがありますし、洗面所の部屋が必要になる分、20㎡程度での3点セパレートは広さ的に厳しい面があり、5万程度で3点セパレートの部屋を見つけるのは困難でしょう。

ユニットバスとセパレートのメリット・デメリット

家賃差を見たところで、ユニットバスとセパレートのメリット・デメリットを考えてみます。

ユニットバスのメリット・デメリット

メリット

・家賃が安い
・掃除する場所が少なくなる
・トイレの部屋がないため、同じ広さの部屋の場合、その分居住空間が広くなる

デメリット

・セパレートのように体を洗ってから湯船に浸かれない
・床が濡れる
・シャワーカーテンがカビやすい

セパレートのメリット・デメリット

メリット

・浴槽で体を洗う必要がないため、体を洗った後も浴槽に浸かれる
・体を洗うスペースを用意できるため、座って体を洗える

デメリット

・家賃が高い
・風呂、トイレそれぞれの部屋ができるため、掃除が面倒
・風呂は体を洗うスペースができるため、洗剤が飛び散って掃除が面倒

一人暮らし歴10年の私がユニットバスをお勧めする理由

ここまで、ユニットバスとセパレートの違いを見てきました。
私は一人暮らしを10年以上しており、ユニット、セパレートいずれも経験していきました。
私は高級なマンションではなく、コスパ重視で賃貸物件を探しています。
コスパを重視するのであれば断然ユニットバスをお勧めしたいと思います。

理由1:家賃が安い

先ほど見たように八王子駅徒歩10分程度で、1.3万円の家賃差がありました。
これは一例ではありますので、地域や条件によって家賃差は異なるかとは思いますが、以下ではこの金額を基準として考えていくことにします。
毎月の1.3万円は1日にすると433円/日、1年にすると15.6万円にもなります。大きな金額ですよね。
ユニットバスのデメリットといわれる内容を見ていき、月1万払ってでもセパレートにするべきかどうか考えていきましょう

理由2:「湯船に浸かれない」ということはない

私はお風呂は毎日湯船に浸からないと気が済まないタイプで、一日の疲れを湯船に浸かって癒すことが帰ってきてからの楽しみです。
そんな私は先にお湯を湯船にためて浸かってから、体を洗っていました。

1.湯船にお湯をためる
2.お湯につかって癒される
3.湯船に潜って髪を濡らす
4.湯船に浸かったまま髪を洗う
5.湯船の栓を抜く
6.立ってシャワーでシャンプーを流す
7.トリートメント、洗顔をしている間に湯船のお湯がなくなる
8.ボディソープで体を洗ってシャワーで流す
9.体を湯船で拭いてお風呂を出る

いかがでしょうか?
この方法ですと、ゆっくり湯船に浸かれますし、体を洗う頃には湯船のお湯も流れていてちゃんと体も洗えます。
もちろんセパレートとは異なり、体を洗った後に再度湯船に浸かることはできません。ただ、毎日体を洗った後に湯船に浸かる権利に433円支払うかどうかと考えるとどうでしょうか?
また普段シャワーだけの方はなおさらユニットバスで十分だと思われます。

理由3:「床が濡れる」が換気扇で乾く

ユニットバスを使うとどうしても浴室の床は濡れます。これは避けられません。
トイレと洗面所が同じ部屋にあるので、歯を磨くときやトイレに行くときは多少ですが、足が濡れてしまいます。
夜お風呂に入ったとして、入浴直後に歯磨きをする、トイレに行くと確かに多少は足は濡れます。ただ、1,2時間おいてはいれば換気扇で床は多少乾いていますし、朝に歯磨きやトイレに行った際には換気扇を一晩かけているので、床はほぼ完全に乾いています。
夜に歯磨きをするときやトイレに行くときに少し足が濡れることは私はそれほどストレスに感じませんでしたが、少し足が濡れることが我慢できないのであればセパレートにする必要があると思います。
ただ、この場合2点セパレートにしても洗面所が浴室内にあるため、3点セパレートにする必要があります。月1.3万円の差は「ユニットバス」と「2点セパレート」での差でしたので3点セパレートとの差はさらに広がることが予想されます。
私はここを我慢するか月1.3万以上払うかと聞かれると多少足が濡れることを選びます。

理由4:「シャワーカーテンがカビやすい」がそもそもシャワーカーテンは不要

ホテルのユニットバスでは、シャワーカーテンがあって、浴室の床を濡らさないように、体を洗う際は湯船にシャワーカーテンを付けて洗いますよね?
私も初めはシャワーカーテンを付けて洗っていました。ただ、このシャワーカーテンはそのまま放置しておくとずっと濡れたまま、流れ切らなかったボディーソープや髪の毛がついたままにあまりきれいではありません。しまいにはカビが生えてくることもあり、定期的に洗ってやる必要があります。
これは非常に面倒ですよね。


そこで私はシャワーカーテンを捨てました。

そもそも、ユニットバスでシャワーを浴びるとき、たとえカーテンがあっても、カーテンの方向に向けてシャワーを出して体を洗うのではなく、壁のほうに向けてシャワーを出しますよね?
なので、シャワーカーテンがなくても、壁のほうに向けてシャワーを出していれば浴室が水びたしになることはありませんでした。
確かにシャワーカーテンがなかったころに比べて浴室の床にシャワーの水跳ね返って飛ぶようになりましたが、それも一晩換気扇を付けていればほぼ完全に乾きます。
私はその経験から一人暮らしのユニットバスでシャワーカーテンはかれこれ10年近く使っていません。

理由5:トイレの床を水で流せる

どうせ床が濡れて今うのであれば、お風呂に入っているついでに、浴室の床もシャワーで流して掃除してしまうこともできます。
これは物件によってしてよいかどうかは注意する必要はありますが、もし可能であれば、セパレートではできないトイレの床を水で流すということができるようになり、衛生的ですね。

理由6:慣れればセパレートより楽

最後は完全な主観になりますが、私は初めて一人暮らしをする際に湯船に浸かれないのはありえないからユニットバスは絶対に嫌と思っていました。
ただ、家賃の制約上やむなくユニットバスで生活をしていたのですが、住んでいるうちにセパレートとの違いは体を洗った後に湯船に浸かれないことだけで、掃除は浴槽を掃除すればよいだけでむしろセパレートより生活が楽であると思うまでになりました。
もしあなたがユニットバスでの生活に不安があるのであれば、思っているほど不便ではないということをお伝えしたいです。

まとめ

ここまでユニットバスとセパレートのメリットとデメリット、コスパ重視の部屋探しを行う上で私がユニットバスをお勧めする理由をご紹介してきました。
ユニットバスにするかどうか検討している皆様のご参考になればと思います。

【都心に住むか、郊外に住むか】残業で家賃をカバーするメリット、デメリット【一人暮らしサラリーマンの賃貸】

こんにちは、さばかんです。

都心に住みたいと思っているが、家賃が高くてあきらめているサラリーマンの方は多いのではないでしょうか。
確かに家賃は高いですが、通勤時間が短くなる分、残業でカバーするという方法があります。
この残業でカバーをするという考え方についてそのメリット、デメリットを考えていきたいと思います。

そもそも都心と郊外でどの程度家賃が違うのか?

まず、HOMESの東京のJR中央線ワンルーム・1K・1DKの家賃相場を見てみましょう。

https://www.homes.co.jp/chintai/tokyo/chuo-line/price/

新宿10.71万円、八王子6.02万円と4~5万円ほど家賃が異なりますね。
これを見るとやはり都心に住むハードルがかなり高く感じます。

都心と郊外の家賃差5万を稼ぐために必要な残業時間は?

残業時間の計算については下記のサイトが詳しく書かれています。
https://ten-navi.com/hacks/article-11-9636

ざっくり計算すると時給は下記の式
<月給>÷21日÷8時間
で計算できます。(1か月の勤務日数を21日、一日8時間労働と仮定しています。)
正確には年間の正確な勤務日数や法定時間外労働などによる割増率、諸手当により異なってきますが、
この式で計算したときには、1時間当たりの残業時間は下記のようになります。(100円以下切り捨て)
またそれぞれの残業単価での都心と郊外の家賃差を埋めるために増やさないといけない残業時間は下記になります。

月給残業1時間当たりの時給(概算値)3万分の残業時間4万分の残業時間5万分の残業時間
15万円892円34時間45時間57時間
20万円1190円25時間34時間43時間
25万円1488円20時間27時間34時間
30万円1785円17時間23時間29時間

休日や深夜での割増や、法定時間外労働になる範囲の残業は割増しで額が増えますし、一方で手当は残業の計算に入らないので、手当が多い場合は上記より少ない額になります。

郊外までの通勤時間分働けば、都心の家賃分稼げるか?

では実際に通勤時間分働けば都心の家賃分稼げるかを考えていきましょう。

八王子-新宿の片道の時間はおよそ45分ですので、往復で90分です。
毎日この通勤時間分残業をした場合の残業時間は

90分×21日=1890分=31.5時間

です。

八王子に住む代わりに新宿で住んだ時に、その家賃差を31.5時間の残業でカバーするためには、月給が25万-30万の月給が必要になってきますね。
これは毎日およそ1.5時間さらに残業をするイメージです。

つまり、月給が25-30万あれば通勤時間分働けば家賃分をかせげることになります。

この場合は9時から18時まで働いている方の場合は、8時15分に出社して18時45分に退社するイメージですね。

また月給が25万以下の場合も通勤時間分残業することで3万程度であれば家賃差をカバーできそうですので、八王子ではなく中野に住むなどより都心に近い場所に住むことができます。

残業で家賃をカバーするデメリット

郊外からの通勤時間の分残業すれば都心に住むことができる可能性があることがわかりましたが、やはりデメリットもあると思います。

残業代を当てにして生活をしている場合

9時から18時まで働いている人は45分早く出社して、45分退社を遅らせれば残業代をカバーできることがわかりましたが、それは残業代をすべて家賃に回した場合です。
もともと現在ある程度残業していて、その残業代を当てにして生活している方は、さらに家賃代分をプラスして残業をする必要が出てきます。
例えばすでに月に30時間残業している人が家賃分さらに30時間働くと月間の残業時間は60時間となりますが、会社によってはそのような残業時間が許されていない場合もあるかもしれませんし、そもそもそんなに残業するほどの仕事がないのに無駄に残っているのは評価上あまり好ましくないかもしれません。

残業しづらい部署への異動や裁量労働制の勤務体系への変更

現在忙しい部署で残業時間が多い場合も、ずっとその部署にいるとは限りません。異動になり、残業がしづらい部署になった場合は、当てにしていた残業代が入ってこず、困ることになります。
また、昇進などにより、裁量労働制の勤務体系に変更になることがあるかもしれません。この場合は昇給分があるので、その分でカバーできるかもしれませんが、残業代が出ていた時のほうが給料が高かったということも昇進して一定の期間は続く可能性は十分にあるかと思います。

そもそもどうして都心に住みたいのか?

最後にそもそも都心に住みたい理由が何だったのかを考えてみましょう。
・商業、娯楽施設がたくさんあり、楽しい
・通勤電車に乗る必要がない
・通勤時間が短い
・終電を気にする必要がない
・どこに行くにも便利
・都会の雰囲気が好き
これらのメリットについて私の考えを紹介していきたいと思います。

「商業・娯楽施設がたくさんあり、楽しい」がそれは近くにないといけないのか?

たしかに都心には商業施設や娯楽施設がたくさんあり、休日や退勤後も買い物や遊びに行くことができます。
ただ、それは近くにある必要があるかは一考の価値があると思います。
この一か月間であなたが訪れた店を考えてみましょう。ほとんどスーパーやコンビニ、近くの飲食店だったのではないでしょうか?
もっと言うと、郊外でもある程度の規模の場所であればそれなりにチェーン店が多く、普段の生活自体に不自由することはなくなります。
頻繁にいかないようなおしゃれな店や、はやりの店が近くにあったとして、毎日のようにそのお店に行くかどうか考えてみましょう。
もし、休日に行けばよいレベルなのであれば、都心に住まないといけない理由にはならないかもしれません。

「通勤電車に乗る必要がない」のは魅力だが、郊外の始発駅という選択肢もある

通勤電車つらいですよね、特にカバンを動かせないような混雑はつらいですし、隣のおじさんの汗ばんだ腕が当たるとテンションが下がります。
そうでなくても毎日ずっと立って電車通勤するのも疲れます。
ただ、混雑していても座って出勤できればよいということであれば、郊外の始発駅という選択肢もあります。

「通勤時間が短い」かもしれないが、その分残業すれば家にいる時間は同じ

都心のほうが通勤時間が短くなるのは確かですが、その分残業して家賃を稼ぐということであれば話は変わってきます。
先ほどの八王子と新宿の例でも通勤時間の90分を残業時間に充てるのであれば、家を出る時間は8時15分で、帰るのは18時45分であることに変わりはありません。
都心に住めばその分遊べるイメージがあるかもしれませんが、会社が都心にあるのであれば帰りに定期を使って途中駅で遊んで帰ることも可能です。その場合も帰宅時間変わらないですね。

「終電を気にする必要がない」が、そのような機会は月に何回あるか?

飲み会などで終電を気にする必要がなくなるのも都心のメリットではありますね。
これについてはどれくらいの頻度、終電で困る経験を日ごろしているかを考えてみる必要があるかもしれません。終電がなくなってホテルに泊まらないといけなくなった、タクシーがとても高かったなどは出費として痛いイメージがありますよね。
ただ、それでかかる費用と都心と郊外の家賃差を考えた際に、どちらのほうがお得でしょうか?
ホテル一回1万円とすると5万円の家賃差で4回までは終電を逃すことができます。
月に終電があるから帰りたくないけど帰らなければならない機会や終電を逃してしまう機会が何回あるかを考えてみると、終電を気にする必要がないのは都心に住まないといけない理由にはならないかもしれません。

「どこに行くにも便利」なのは間違いないが、その家賃差は特急代になる

都心はどこに行くのも便利ではあります。これは疑いようがない事実です。
ただ、家賃差が数万あったとして、特急で最寄駅から都心にアクセスすればその不便さも軽減します。
片道1000円程度で都心にアクセスできることも多いかと思います。休日のお出かけに特急を使うのはもったいないという気がするかもしれませんが、家賃に一万差があるのであれば5回特急を往復で使って初めて同額になる計算になります。
都心に住む代わりに積極的に特急を使うというのも悪くない選択のように思えます。

「都会の雰囲気が好き」という気持ちはプライスレス

都会の雰囲気が好き、ビルとか見えるとテンションが上がるなど感情的に都心に住みたい場合は、それは都心に住むという大きな理由になると思います。コスト差を理解したうえでそれを超えて都心に住みたいと思っているのであれば、それは都心に住んだほうがストレスなく楽しい毎日を過ごせると思います。

まとめ

ここまで郊外の通勤時間分残業をして都心に住めるかを見てきました。
そのメリットデメリット、都心に住みたい理由を考えてみて、どこに住むのか考える一助になればうれしく思います。