毎日クエスト

アラサーサラリーマンの毎日

災害時の家族との連絡取り方まとめ

災害時に家族が安全かを確認する必要があります。

そのようなときにどのようなサービスが利用できるのかを調べてみたいと思います。

【注意】

2021/9/5時点での情報です。注意を払って調べていますが、内容に誤りがある可能性もありますので、最終的にはご自分で調べて最適な方法をご検討ください。

お互いにスマホが利用できる場合の連絡方法

LINEなど普段使用している方法で連絡を取る

【必要なもの】自分のスマホと普段の連絡情報が入ったアプリ

普段LINEを使っている場合はLINEを、それ以外の方法を利用している場合はそれ以外の方法を使用します。

ただし、災害時の状況によってはLINEの使用しているサーバに影響が出て、平時のような処理能力がなくなってしまう可能性もあります。

そのような場合は次の項に挙げるような方法も検討しましょう。

誰かが自分のスマホが利用できない場合の連絡方法(PCや他人のスマホが使える場合)

災害の発生状況によっては手元にスマホがなかったり、充電が切れていたりで、連絡相手や自分が各自のスマホでの連絡ができない場合もあり得ます。

そのような場合は、

・他人のスマホを借りる

・勤務先などのPCを利用する

ことになります。

 

LINEはPCで新たに使用する場合、2021/9/5現在で

・アプリをインストールするかChrome拡張機能を入れる

スマホでの認証を行う

の2ステップが必要になると思われます。

アプリのインストールだけでも職場のPCだと困難な可能性がある上に、スマホが使用できないと利用が不可能と思われます。

LINE以外にどのような方法があるかを考えてみたいと思います。

事前に登録しておくことで連絡が取りあえる方法

Webメール

【必要な情報】

WebメールのログインIDとパスワード、アドレス帳の連絡相手のメールアドレス 

※2段階認証用端末が必要な場合あり

 

Gmailyahoo! mailなどにブラウザからログインし、メールを送る方法があります。

この場合、あらかじめアドレス帳に相手のアドレスを登録しておくことが必要になります。

注意点としては、ログイン時にSMSによる2段階認証を設定している可能性が高いので、これらが解除できるかを確認してから使用することになります。

セキュリティ的に解除すべきではないので、今は解除すべきではないですが、将来的に解除できなくなる可能性もあるので、災害時にWebメールだけを当てにするのは危険かもしれません。

Facebook

【必要な情報】FacebookのログインIDとパスワード、連絡相手の事前の友達登録

※2段階認証用端末が必要な場合あり

 

Facebookは事前に友達になっておけば名前で検索し、メッセージを送ることができます。

また、Facebook災害時ハブ機能を利用することもできるので、広く自身の無事を知らせるのにも便利に使えます。

こちらも2段階認証の制約が発生する可能性もあるので、注意が必要です。

その他SNS

【必要な情報】SNSのログインIDとパスワード、連絡相手の事前の友達登録

※2段階認証用端末が必要な場合あり

 

Twittermixiなどもお互いに連絡を取り合えるように設定しておけば利用可能です。

これも2段階認証については注意しておきましょう。

 

Web上に情報を残すことで掲示板的に連絡が取れる方法

Web171

【必要な情報】双方が掲示板にアクセスする時に使用する電話番号

 

電話番号で双方がアクセスし、安否情報を書き込む掲示板を作成できるサービスです。書き込みがあるとメールで通知する機能などもあるようですが、「電話番号がわかること」が必須になります。

家に固定電話がなく、普段アドレス帳から電話していると電話番号を覚えていないということがまま発生するかと思いますので、このサービスを使わないといけないような非常時に備えてどこかに家族の電話番号を控えておく方がよいかもしれません。

Googleパーソンファインダー

【必要な情報】名前など

 

最低限、名前とコメントを入れるだけで、自身(あるいは他人)の状況を登録できます。

また電話番号やメールアドレス、住所など付加的な情報もあわせて登録することが可能です。

確認も名前だけから検索することが可能です。

ただし、名前だけで特定できるかという問題もありますので、その他電話番号や合言葉などあらかじめ家族で確認しあっておくのがベターと思われます。

閲覧のみ

J-anpi

【必要な情報】検索のための名前あるいは電話番号

J-anpiは各種安否確認サービスの内容や報道機関などの情報、Googleパーソンファインダーの情報を横断的に検索できるサービスです。

ここに個人が情報を登録することはできませんが、web171やGoogleパーソンファインダーに登録することでJ-anpiで見つけてもらうことができるようになります。

連絡が取れない場合はここを見に行くと便利になっているようです。

ネットが使用できない場合

災害状況によっては携帯の回線が使用できないケースも起こり得ますし、固定のネット回線やそれを使用したWifiにも影響が出る場合があるかもしれません。

そのような場合は固定電話などから災害伝言ダイヤル(171)を使用することになります。

災害伝言ダイヤル(171)

【必要な情報】双方が伝言にアクセスする時に使用する電話番号

災害伝言ダイヤル171は文字通り、電話で171とかけて伝言を残すサービスです。

ただ、これもweb171と同様に電話番号をカギとして登録・再生ができる代物なので、家族間で電話番号がわかる状態にしておく必要があります。

例えば自分の電話番号で登録する、夫の電話番号を利用するなど、認識をそろえておくことが望ましいといえます。

スマホが使える場合は自分や相手の電話番号で登録がないか確認をしてみるなどの使い方になるかと思います。

停電時

停電時、スマホが使えればこれまでの方法が使えますが、スマホも使用できない場合は最終手段として公衆電話があります。

公衆電話から災害伝言ダイヤル(171)を使用する

【必要な情報】双方が伝言にアクセスする時に使用する電話番号と公衆電話の場所

こちらのブログ記事*1によると、硬貨を入れなくても171は使用できたようですが、実際に使用する際は念のため硬貨を持って行って使用したいと思います。

また、公衆電話が必要になるので、場所はあらかじめ把握しておきましょう。

使用方法は固定電話の場合と同じで電話番号が必要になることは注意点です。

まとめ

ここまで様々なケースを想定して、連絡を取る方法を確認してきました。

どの方法を使うにせよ、あらかじめ家族とどう連絡を取るのかは非常に重要になるので、平時に話し合っておくようにしましょう。